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ARMEN NOIR portable



以下、感想

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デザキンやアムネシアと同じライターさんって事でなんとなく気になっていたら
友達もPS2版の頃からそこそこ好きな作品だったようなのでやってみました。

貧富の差が激しく犯罪が多発する街が舞台という退廃的な世界観が好みだったし
なによりコードネームや武器を召喚して戦う厨二要素が笑えて面白かった。
いや、真面目なシーンで笑っては駄目なんだろうけれど、
「ジャスティス・ソード・クラウン」がツボに入ってしまい、どんなシリアスなシーンでも
最後まで笑いを堪える事が出来なかった。
本編で某キャラが「クリミナルコード、時々すげえ笑えるのがあるぞ」と言っていたが
私にはその「すげえ笑えるクリミナルコード」がメインヒーローだったのですよ。
だって「ジャスティス・ソード・クラウン」って!(声に出して読みたい厨二ネーム)

他にも夢限界楼(メヴィウス)特権階級層(ヘヴン)と素敵なカタカナ読みが多い中、
なぜか「機械人形」だけは「きかいにんぎょう」と、そのままの読み方だったので
「そこはオートマタじゃないんかい」とちょっと「フッ」ってなりました。

あと、本筋や恋愛描写以外の日常シーンが楽しかった。
特に共通ルートのファームでの一時はキャラの掛け合いが面白くてたまらなかった。
食事シーンが多くて鼻についたり(料理・食事・今晩のメニューの羅列なシーンがとにかく嫌いな私)ファームの生活が楽しすぎるせいでバウンティア側が弱くなってしまいバランスが悪くなってしまったのは頂けなかったが、このライターさんの描くコメディ要素のある会話とはとても相性が良いみたい。
同じく共通ルートだと、黒い画面に「○○を殺すor殺さない」の選択肢が出てきた時の初見インパクトはなかなかのものでした。

一番微妙だったのは主人公のノワールだったかなー。思ってたのと全然違った。
「こういうときどんな顔をすればいいかわからないの」的な性格で、話が進んでいくうちに感情を持っていくのだろうと勝手に思ってしまった事がいけなかったのだが、世間知らずなだけで基本は素直で純粋な普通の女の子ちゃん。
卑屈な自己主張もウザイ程するし何よりすんげえしゃべる。
一つの質問に対して返しが長くこれでもかってぐらいしゃべる。
料理上手で気が利いて周りに褒められ…と、乙女ゲームでよく見る主人公だったのが残念だった。
まあ設定なのでしょうがないが、ハンターのくせに不殺主義って時点で-80点なんだけど。

あと、戦闘描写が邪魔臭かった。
背景が動いたりカットインが入ったり主人公の立ち絵や後姿など
演出自体は乙女ゲームにしては力が入っていて良かったけれど
武器名叫ぶ → 斬撃のエフェクト → キャラがなんかしゃべる
と、ワンパターンで正直中身はスッカスッカ。
なのに戦闘回数は多いし無駄に長いしで、後半は飛ばしてしまった。

なんやかんやで長所も短所も事前にリア友に聞いていた通りで
それ込みで普通に楽しめたのでプレイして良かったかな。
PSPの追加ルートは取っ手付けた感があったがアホみたいに糖度が高かったし
シナリオも大きな突っ込み所はあまりなかった気がするので、まずまず。
欲を言えば、ユーザーが「バウンティアに戻りたい」と思えるような
ファーム側に負けないレベルの日常がバウンティア側にも欲しかった。
いくらソード・エルルートを目指していてもあれだと、帰りたくないもんね。
あと、これも友達から聞いていた通りだったのだけれども
本編よりも「おまけ」の方が面白かったのはご愛嬌。

好きなキャラはレインとソード。


以下、キャラ別感想*ネタバレ



■エル
ルックスが好みじゃないしあまり印象に残ってないキャラだったけれど「おまけ」で化けた。
淡々と毒舌を吐くエルが面白すぎた。
本編でもそんな一面を見せてくれればバウンディア側も楽しくなりそうだけど
それだど機械人形っぽくなくなるから駄目なんだろうな。
エンディングはPS2版の方が好きだったり。
ブツ切り感はあるけれど、内容的にはPS2版の方が好み。

■ナイヴス
どのルートでもそこそこ不遇な扱い。
低めのよっちんボイスだよ!と友達から教えてもらっていたが
思っていた以上に低音よっちんボイスだった。
真面目で硬派で騎士タイプの非の打ちどころがないキャラだっただけに
私にはあまり面白味がなかった。
ナイヴスもPS2版のエンディングの方が好きだったり。
一度、死ぬ・機能が停止すると描かれたキャラはやっぱり死んで欲しいのだ。

■ソード
ジャスティス・ソード・クラウン
兄と妹のような関係なんだけれど、幼少時代を共に過ごしているので
私の中では「幼馴染枠」。共通の思い出ってやっぱりいいよね。
レインルートでバウンティアや賞金首とかじゃなくてただノワールをかけて
戦うってのは好きなシーンの一つ。
アーロンダイトで保存食品の袋を切っちゃうシーンも面白かった。
天然が入っているのでソードはギャグでも映える。

■レイン
金髪長髪のルックスは苦手な方なんだけれど、
登場してすぐに一番好きだと思ったキャラ。
唯一ノワールに「卑屈すぎる」「謝りすぎだ」「見ててイライラする」と
言ってくれるし、好感度が低い所からスタートってのもあり
恋愛描写が一番楽しめた。
ブチ切れたレインがバウンティアに乗り込もうとして止めに来たノワールを
ガチでボッコボコにするのも◎
保村さんは双七くんやリストラさんのようなお人好しなキャラよりも
ブラック双七やカルメロのような粗暴でアッパー系の方が演技がお上手なので
そういう意味でレインもぴったりだった。

■クリムソン
リア友から「変態医師」と聞いていたし作中でも変態と言われるシーンは
あったけれど、どこが変態なのかよく分からなかった。
ピンクのナース服をノワールに着させようとしたぐらいでは変態とは思えないので
(あれはただの男のロマンでは)もっと変態らしい言動が見たかったな。
ルックスは好きだがあまり嵌れなかったのはクリムソンルート自体が
いまいちだったからか。結構中だるみした。

■ゼクス
おっさん扱いされていたので40歳後半ぐらいかと思っていたけれど
30代前後みたいで。全然おっさんじゃないよね。
無理やりノワールと恋愛させなかったのは良かったし
ゼクスルートでクリムソンがソードにキィーキィー言ってる
ファームでのやり取りは楽しかった。
ゼクスルートは大団円だったけれど、PS2版のシャンタオ(天使)が
クリミナル11のNo1として登場したエンディングが印象に残ってる。
最後に見たから余計だったかもしれないが、この続き読みたいなー!
と、思ったほどインパクトがあった。

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