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勝 あしたの雪之丞 2

勝 あしたの雪之丞 2勝 あしたの雪之丞 2
(2002/09/27)
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以下、感想

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燃えゲーに挙がっており、公式を見てみたらボクシング物だったので面白そうだなと。
1をやるのが面倒だったのでちんたらぽんたらしてましたが、お約束の言葉を一つ。
もっと早くやっときゃよかった

よく分からんアソコアップモードは健在だったものの(OFFに設定できる)
前作「あしたの雪之丞」で微妙だった所が、ほぼ改善されているのが素晴らしい。
まずは、ヒロインが7人から5人に変更。1人のシナリオが前作より長めになっているので
より主人公とヒロインや仲間達との交流が深まっていて感情移入し易くなってました。

エンディングも驚異の35個から25+1個と少なめに。(それでも多いが)
この話とこの話は1つのルートに入れれば良くね?とか
これいらね…ってのはあったのですが、気持ち的には大変助かりました。

また、前作は2週間という短い期間で好きだ愛してるだのほざいてましたが(ひどい)
今作は話が前半と後半に分かれており、その間に五ケ月の月日が流れているので
ラブラブしていても自然に感じられました。

1番の魅力は主人公の久保勝。
前作主人公・雪之丞の煮え切らなさっぷりにイラっとさせられた身としては
前向きで家族・ヒロイン想いの勝の格好良さに何度痺れた事か。
適度におバカで年相応にスケベでもちろんヘタれる事もあるけれど決める所はきっちり決める、
現実味のある性格で男性から見ても素直にカッコいい奴なのではないかと思います。
某ルート・バッド寄りの話でのヘタれた勝を見た時は「勝はこんなこと言わない…」と
まさかの公式否定(笑)するぐらい入り込んでしまいましたよ。
1では回想シーンでしか登場しなかったので
(cvは保村さんだったと私の駄目絶対音感が告げている)
今作をプレイした時には久保ってこんな性格だったんだ!と良い意味で意表を突かれました。

もちろん1のキャラも登場して、ルートによっては前後半の間に
「インターミッション」として雪之丞視点で進める話もあるので、前作ファンにも嬉しい。
いちお、前作未プレイでも楽しめるように簡単な「あらすじ」が読めるようになっていますが
絶対1からやった方がいい。思い入れとか感情移入が全く違う。
私自身も面倒臭いから1を飛ばして2からやろうとしてましたが
横着しなくて良かったと心底思いましたよ。

そして何より、話にボクシングが絡んでくるのが本当に嬉しかった。ビバスポ根。
正直ね、ヒロインの複雑な家庭環境とか色恋沙汰とかおまけなんですよ。
ボクシングから離れ、今を楽しみながらも根っこではくすぶっている勝と雪之丞が
ボクサーとしてどう決着をつけるのかをみんなは読みたいんですよ。(みんな=わたし)

そういう意味で個別ルートで溜まった鬱憤を最終ルートの
「―そして、始まる物語」が晴らしてくれました。
各ヒロインルートはこの話を読む為だけの前フリだ(言い過ぎです)

人様の感情なんてそれぞれに異なっているので、こういう言い方は嫌いなんだが

最終ルートで熱くならない人とかいんのか?

…なんて思ってしまったぐらいよ。(ざらにいるだろう)
個人的には、ララパル、木村vs間柴、鷹村vsホークに匹敵するぐらい
燃えてボロ泣きさせて頂きました。(C)はじめの一歩

一歩と言えば、私は無類の「はじめの一歩」好きなので(60巻ぐらいまでな)
「間柴兄妹」「いたがきます」「ガゼルパンチ」鷹村さんの歌etc、
数々の一歩ネタにはニヤリとしました。

個別ルートが微妙で「んなアホなw」と思った展開はあったけど
主人公はもちろん脇役も魅力的で日常会話が非常に面白くて笑えたし燃えもあったし
泣けたのでお気に入りのタイトルの1つになりました。
スポーツ物・学園ラブコメとしてはもちろんですが、家族物としても合格。

ディスクレス不可なのでパケ版じゃなくて、場所を取らないDL版を買えば良かった…。
(売らないらしい)



以下、ネタバレ&キャラ別感想


「雪村雪之丞vs久保勝」が見たかった、見たかったんだ!
ってことで、「―そして、始まる物語」を本当にありがとうございました。
個別ルートが良くも悪くも普通だったので、最終ルートで評価が高い理由が分かったよ。

ど頭からテロップが入って力の入れ具合が今までと違う事が一目瞭然。
「ボクシングがやりてえ、ボクシングがやりてえよ、雪之丞」から
ほぼ泣きっ放しだったような気がします 笑
勝・母はもちろんですが、立ち絵すらない父親もすっごくいい味だしてたし
鉄平も良かった。

試合シーンはCGの作画が劇画ッぽくなるっていうか
線が粗っぽくなるっていうかつまり、なんて言うの?(美術2)
とにかく絵のタッチが変わるのが凄く良かった。
あと試合終盤、雪之丞が心の声で勝に語りかける
「お前知ってたか。俺はお前に憧れていたんだ」のくだりね。泣くよね。

とても興奮したんだが、やはり不満も少々。

勝敗さ、勝が勝ってよくね?(一文に勝×3)

あと、どうやらこのシナリオでは勝がどのヒロインともくっ付いていないので
せめて、あきらを彼女にしても良かったのではないかと思いました。
昌子メインでやりたかったのは分かるけどね。


■あきら
メインヒロイン様。
いいキャラだと思うけど、せりなに比べると弱いかなー。
まぁ、今回は勝が濃いからな。
あきらルートでは勝と前作ヒロイン・せりなの掛け合いがめちゃくちゃ面白かった。
ケンカップルが好きなので、くっついちゃえとか雪之丞シリーズ全てを
否定するような事を思ってしまってすいません。
グッドENDの屋上のアレよりも鹿島祭でのエンディングの方が好きです。
つか、屋上から落ちる展開とかいらね。
個人的には勝とあきらは友達同士の方がしっくりくるかな。

■由美子
本編でもネタにされてましたが、由希と被りすぎ。
キャラだけならまだしも、話も若干被っていたような。
立ち絵は一番可愛いと思ったんだけど、結果的に印象が薄いかなー。
驚いたのは由美子のおじさんがサディスティック静・田島だったことだよ。
これっぽっちも予想できてなかったので、マジでびっくりしたよ。
前作で雪之丞に厳しくあたっていた理由も分かってスッキリ。

■ちはる
前半だけだと、個別ルートではNo1の面白さ。
…というのも、勝がボクシングに関わるからさ。
ボクシングに未練がある…でも家族に迷惑はかけられない
と、一人苦しみ一人で乗り越える、サンドバッグのCGで泣いた。
こういうのが見たかった。
後半はちはるちゃんメインになっていくので尻すぼみしましたが(え)
キャラ的には明るくて良い子なので好きでした。
しかし、グッドENDだと勝はちはるちゃんを追いかけて八戸(だっけ?)
に行ってるんだよな。
涼月のボクシングジムのジジイは自分の後釜にと勝を待っていたのに
断ったのかよ。ちょっと不満。

■マキ
シナリオは普通に面白かったけど、なんせボクシングが全然関係ないし
むしろ勝も完全にふっ切っているように見えるので
私が見たいのはそこじゃなくて、と少しもやもやしました。
お嬢様・政略結婚・花嫁略奪とベッタベタ。
もう一つのエンディングの10年後計画はさすがに無理がある。
ヒロインの中では勝と一番お似合いだと思いました。

■昌子
誰だよ、1で声優さんが下手くそとか言ったの。私だよ。
「ゆっくん」への想いを爆発させた泣き演技に貰い泣きしたのも私です。
つか、犬を登場させんじゃないよ、死なすんじゃないよ。ボロ泣きしたわよ。
実妹が攻略できないなんて!と、よく不満を漏らす私ですが
今作に限りは心底安心しました。勝と昌子は兄と妹だからいいんだよ。
ただ、エチシーンの穴埋めにいくら勝の妄想とはいえ相手が権造ってのはナイわ。
1ではあまり好きではなかった昌子ですが、今作で大好きになりました。
雪之丞、せりなと別れて付き合ってやれよと思ったぐらいに(最低)

個人的には由希と達也がくっつく話があって満足。


余談ですが、雪之丞=宮田はなんとなく分かるけど、
久保はキャラ的に一歩じゃなくて千堂が近いような気がする。
鷹村さんほど破天荒ではないからね。

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