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SWAN SONG

SWAN SONG 廉価版SWAN SONG 廉価版
(2008/07/31)
Windows XP

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以下、感想

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レビューサイトをまわっていると高評価だったり、神作に挙げられてる方が多かったので調べてみたら、キャッチコピーが『その時、人は絶望に試される』 全力で買いだ。
当時は価格が高騰していて「買いだ」どころか手が出なかったので
廉価版での再販は嬉しかったです。

宗教とか哲学とか、そういった難しいことはよくわからないんですが
ただただ圧倒された作品でした。

極限状態で次第に狂っていく人間の心理描写の緻密さや、閉鎖空間での集団における秩序を守る為に出来上がっていく小さな社会に政権交代などなど、「無限のリヴァイアス」好きの私には、惹き込まれる要素が盛りだくさん。

特にノーマルルートは凄まじかった。
それまでに見たBAD ENDすら記憶に残らない中盤以降の怒涛な展開。
試されすぎだろ、絶望…

体育館での阿鼻叫喚地獄絵図で、司が人を殺す(そうせざるを得ない)シーン
での選択肢、「槍で突き刺す」を選んだ後の正解音と歓声のSEには、
なんつー演出だよ…と、ため息が出てしまった。(褒めてる)

賛否両論、(つーか「否」の方が多い?)TRUEも、実は嫌いじゃない。
少しブチ切り感があったから、え…と思ったけれど、希望が持てるのでありっちゃあり。

さてさて、独裁者になり悪役っぽい印象を受ける鍬形ですが、私は最初から最後まで嫌いになれなかった。むろん共感など出来ないし、絶対に許せない野郎でしたが、実に人間臭くもう一人の主人公のような印象。
むしろ私的にはいつも飄々としていて乱れない田能村の方がどうにも理解し難かった。
もちろん合間に挟み込まれる雲雀との掛け合いは、今作唯一のオアシスであり大好きだったのですが、彼個人だけだと掴みどころがなくて、どうにも胡散臭く感じちゃって。

だからこそ、田能村が雲雀に告白するシーンは泣けた。

「雲雀!雲雀!」の瞬間に画面が涙で歪みました。
純粋に感動したってのが9割、「鬱ゲー」なんだから、このまま終わる訳ないだろう(死別するんだろうなぁ的な)と、この後に巻き起こるであろう鬱展開を思い泣けたってのが1割ってところか。(そう考えると「鬱ゲー」ってジャンル自体がネタバレのような気がしてきた)
恐らく最も魅せられる場面はノーマルの教会のくだりなんでしょうが
私はこの告白シーンが1番好きで、また今作一の名シーンだと思ってます。

気になったのは画面に表示されるテキスト量が多すぎて読み辛かったこと。
モノローグは問題なかったけど台詞の部分はボイスと読むタイミングが噛み合わず集中力が乱れてしまい、たまに斜め読みしてしまいました。反省はしている。
あと、私の読解力のなさが活躍してしまったのだが、司のピアノで絶望したかつての自分と同じように鍬形に絶望を与える為に弾く「柚香のピアノ」、それがなぜ鍬形さんへの質問コーナーだったのか全くさっぱり分からない。
鍬形には絶望どころか幸福感を与えてしまっていたけれど、途中で希美に止められなかったら最終的には絶望していたのでしょうか。
まぁ、分からない事は考えたくないので、後で考察サイトをまわります。

今作に似つかわしくない表現かもしれませんが、非情に面白かったです。
瀬戸口氏は心理描写に定評があり、まさにその通りなのですが
コメディーなシーンもめっちゃ上手いと思う。
寝る間を惜しんで明け方までプレイし、時間が経つのも忘れて没頭できた作品は久しぶりでした。

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