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エヴォリミット

エヴォリミット 初回限定版 限定突破パックエヴォリミット 初回限定版 限定突破パック
(2010/05/28)
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以下、感想

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面白かった。面白かったんだけど…。

恐らく他メーカー・ライターだったら問題ないのですが、やはり東出祐一郎氏&中央東口氏の燃えゲーだと「あやかしびと」レベルの作品を期待してしまうので、今作も超えられなかったか…という残念な気持ちもあるのです。
シナリオの満足度・燃え度が作品を重ねる毎に下がってきているのは気のせいだろうか。
これから先も常に「あやかしびと」という壁があるので、大変だなぁとは思いますが。
荒川氏は偉大だ。

とりあえず気になった点から先に。

鉄板コンビという事で確かに安定感はあり非常に楽しめたのですが、前二作に比べるとスケールのでかさの割りにボリュームが足りておらず、生かしきれていなかった設定があったように感じました。

戦闘シーンも少なすぎる。
燃えることは燃えるけれども血湧き肉躍るまではなく、メインルートのラスボス戦は壮大すぎて「あやかしびと」の妖怪大戦争すら受け止めた私(何気に好きだった)ですら、お口ポカンとなってしまった。
そもそも描写不足で何でお前と戦うんだよ、と唐突に感じるバトルもあったんだよね…。
期待していた挿入歌もバトルシーンに流れる燃え系ソングではなかった事が非常に残念。
ラスボス戦で盛り上げてくれると思っていたのに!
進化したカットイン演出、同じ台詞を複数人で同時にシャウト、一つの台詞を主人公と敵が分けて叫ぶ(「ぶっ殺す」を 主:「ぶっ!」敵:「ころ!」主&敵:『す!!』みたいな)などなど、ピンポイントで燃えた所は多々あったけれど、ベストバウトにこれだ、というのは思い付かないかも。

続いて、体験版の頃から非常に目に付いていたのですが、文章に
 ・  ・  ・  ・ ・
傍点、多すぎ

東出さんって、こんなに傍点を付けるライターさんでしたっけ?
ここは重要だと示唆させる為に強調したいのは解るが、
ああも傍点だらけだと、何を強調させたいのか訳が分からなくなってくる。
途中からは「また傍点デター」と苦笑いでありましたよ。

はい、次。

エンドロールでエピローグのCGがネタバレされるのはありえない
何気にこれが1番驚いた。どこの乙女ゲームですか。
propellerともあろう会社がいったいなにやってんの。
って事で、これからプレイされるネタバレが嫌いな方は
エンドロールの終盤は瞳を閉じた方が吉。

日常パートやギャグシーンは満足な出来。
パロネタ・ネット用語等を絡めたキャラ同士の掛け合いは余裕のバレバト超え。
とあるキャラの台詞の最中に別のキャラが台詞を被せてくる演出は感動すら覚えました。
あれ、すごいよねー。

そんなギャグシーンでは主人公の不知火くんの変態っぷりが大活躍で、彼のモノローグが楽しすぎてエロシーンですらがっつり読んでしまったぐらいです。
東出作品といえば「脇役に食われる主人公」に定評(?)がありますが、今作は主人公がその意味の通り大活躍していたと思います。
変態ですがドン引きするようなガチではなく、中学生みたいな思わず笑ってしまう変態なので
女性ユーザーでも好感がもてるのでは。
多少、変態キャラになったのが唐突に感じはしましたが、人気投票1位を取るのも頷ける良い主人公だったと思います。

次の選択肢までひとっ飛びしてくれるみんな大好き「ジャンプ機能」を筆頭に
最低限のシステムは揃っているので快適。
ただ、ロードするとそれ以前のテキストはバックログで表示されなくなるのが残念。

楽しみの一つでもあるセーブタイトルは相変わらず小ネタが散りばめられており笑った。
全て確認したくて超マメにセーブしてましたから。
誇張ではなく少なく見積もっても200回以上はセーブしてると思います。

なんだか不満ばかり書いてしまいましたが、そこらの燃えゲーよりは面白いと思うし、
安心の東出クオリティで日常・非日常シーン共に楽しかったです。
東出さんの描く戦闘描写がやっぱり好きだと再確認しました。 あったりめえさ!!

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