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セツの火

「セツの火」公式サイト

以下、感想

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ブロ友さんの感想を読んで興味が湧き購入。
ダウンロード販売のお手軽さと、税込3,360円の安さも嬉しい。

失礼ながら脚本・監督の遠藤正二朗氏を存じ上げなかったのですが
一部に熱狂的なファンがおられる有名なゲームクリエイター様だそうです。
いちお過去作品もwikiで見てみたんだけど何一つ分からなかったorz

「デジタライズ・ドラマ」の通り「ゲーム」ではなく、選択肢もありません。
全7話構成でOPクレジット→本編→予告の流れで進むのですが、
2話以降のOPクレジットはスキップさせて欲しかったかな。

公式ではオートモードの字幕なしが推奨されておりますが、せっかちな私は5分も持たず早々にクリックモードに変更。
ただ、風呂上りでスキンケアをしながらの時は両手がふさがるので、大人しく推奨モードで進めましたが、確かにのんびりじっくり物語を堪能したい方には推奨モードの方が良いかも。
全体の95%はクリックで進めた私なので、説得力のなさったらありゃしませんが。

信頼できるブロ友さんのお薦めという事もあり既にプレイ決定していたので、あえて公式サイトではあらすじ・キャラ紹介等全く読まなかったのですが、ざっと眺めた限りでは少年少女が鬼と戦う学園バトル物の熱い内容だと思っておりました。
確かにその通りだしワクテカした場面もあったけれど、蓋を開ければ燃えゲーにあらず
もうね、こんな哀しいバトルシーンの連続は初めてですよ。BGMがこれまた卑怯。
中盤以降は胃がシクシクしたし、切なくてたまらなかった。
「セツの火」の「セツ」は切ないの「切」やね(スルー推奨)
毎回、読んだ後はいろいろ考えちゃって寝つきも悪かった。

それが良いのですが。

エンディングは「完」の文字が出た瞬間に「え…」と思ったのですが
まぁ、意図的だと思うので文句を言うのは無粋でしょうか。
確かに不思議と消化不良は感じなかったのですが
それでも、もう一声!と思わずにはいられませんでした。

とまぁ、ここまで気持ちを持ってかれたのも、主人公の刹やメインキャラはもちろんの事、脇役の心理描写も丁寧に描かれていて入り込みやすかったからです。
「群像活劇」「友情」「抗う」「おにころし」なんて単語にピンときたら、ぜひやって欲しいです。
過疎ブログなので普及活動してもたかが知れており、かなりもどかしいのですが
埋もれたままにしておくのは勿体ない作品だと思いました。
税込3,360円の低価格の割にはボリュームもあるので、個人的には超オススメです。

最後に「セツの火」という作品を知るきっかけを与えてくれたブロ友・mezさんに
この場を借りて感謝とラブな気持ちをv(後者はいらぬ)






*以下、キャラ別一言(ネタバレ)




エンディングね、エンディング。
志村さんと一緒に「どっちだぁ!」と叫びたくなりましたが
あの勇ましい起床曲が流れていたという事は、未来は照らされたってことですね。
5人の「おにころし」も生還してると解釈しました。いいよな!

鬼との連戦後に、6人が教室でグターとなってるCGが1番好きだったのですが
アルバムに入ってない事に泣いた。
刹とマリアの扉越しのCGも好きだったのに、以下略。


■刹
酔えば酔うほど強くなる酔拳じゃないが、吐けば吐くほど強く(?)なる。
よく吐く主人公で今思えば笑えるんだけど、読んでる最中はそこが良いと思ってました。
思い起こせば将明の訃報を聞いた時からトイレで嘔吐してたよね。
あと「はぁはぁはぁはぁ」も多かった 笑
転校前に「さよならだ、荒んだクラスメイト、落ちこぼれたち」と、上から目線のモノローグだったので嫌な野郎かと思ったけど、界救で転入生の挨拶をした後にクラスメートに拍手され「こいつら、まるで出来てる」と後ずさっているのに噴いた。可愛い奴だ。
泣いたり怒ったりふてくされたりと感情表現が豊かでしたが
基本的にのほほんとしたイメージが残ってます。
中の人の演技もお上手でした。最初は阪口大助さんかと思ったよ。声、似てね?


■くぐり
武器が網っておい…と正直思ってたけど「鬼の捕獲」という役割で納得。
まぬけな武器だと思った私を焼いてよし。すみません。
正義感の強い子でしたが、鬱陶しいまでの正義馬鹿ではなく程好い正義感で好感ももてた。
てっきりギャルゲで言うメインヒロインで、当たり前のように刹とくっつくと思ってたし、実際に序盤ではかなり刹と恋愛フラグが立っていたように見えたので、ちょっとしたどんでん返しでありました。普通に刹ともお似合いだと今でも思ってますがどうでしょう。
彼女はやはり、鬼化けした乃鳥を焼くシーンが1番印象強かったです。
くぐりの泣いてる立ち絵も好きでしたし。
ぶっちゃけ、乃鳥が初登場した瞬間に「あ、こいつ、鬼に食われるな」とザコキャラ扱いしていたので、あそこまで良いキャラになるとは予想してませんでした。レアケースの件もすっかり忘れていたので乃鳥が鬼化けした時はしんどかったなぁ。


■憲次郎
ナギケン、そしてCVはハマケンさん。
最初は将明とキャラがかぶっていて解り辛いと思ったんですけど
進めていく内に全く違うなと自然と気付かされました。
舞子さんとの関係も凄く好きです。報われない愛ってツボ。
つか、報ってやれよ、舞子さん!(え
なぜか、私の中で常に死亡フラグが立っていたので(舞子さんを守って死ぬと)
いつもハラハラしてました 笑
お笑いが好きだという設定で、ナギケンの好感度がグンと上がったし
朴念仁キャラはやはり最高です。拳が武器ってのもそのままで似合う。
学帽を被っていたのは何かこだわりがあったのでしょうか。
老けてるよね。


■衣里
ヒャッハーな子。心が壊れた子。躍との恋愛フラグにやきもき 笑
私の個人的感情を差し置いても、躍と恋愛フラグはどうにも不自然な感じがしました。
躍宛てのメールの内容は気になってしゃあない。
「おにころしも鬼化けする」と分かってからは、誰が鬼になるんだと常にハラハラしていて、またそれを心のどこかで待っている外道な私もおりましたが、衣里ちゃんだったのね。
凍っていた心が溶けて刹と一緒に泣くシーンが良かった分、その後の鬼化け展開はきつかった。それを予告でバラされたのは、違う意味でショックだったけどな。
斬首鎌CGオンリーで「6人が5人」とかナレーションされたら、どんなアホにでも分かってしまう。
もちろんこれも監督の「計画通り!」で、実際に本編が始まると衣里ちゃんの一挙一足、一言一句に過剰に反応してしまいましたし、分かっているのに彼女が鬼化けするシーンを目の当たりにするとショックを受けちゃうんだよね。しかも「せづーー!」って名前まで呼ぶし。それでも予告ではもうちょっと濁して欲しかったなぁ。
衣里ちゃんは躍が焼くかと思ってたんだけど、つくづく私の予想は当たらない。
個人的にはせっかく「おにころし」が6人もいるので衣里ちゃんだけではなく
もう1~2人鬼化けして絶望感を味わいたかったってのもありました(悪趣味ごめん)


■舞子
将明のマジタレ。アーチャー。
とにかくあの色の薄いグラサンが気になってしょうがなかった。
舞子さんなりのオサレファッションだったらどうしようかと思いましたが
ちゃんとグラサン装着理由があって良かったです。
それでも、一度でいいからグラサンを外したご尊顔を拝見したかったですが。
いちお黒髪ロングなのですが、髪がわさわさでブラッシングしてやりかった 笑
将明のどこに惚れたのか純粋に知りたいですね。
もしくは将明にーやんが主人公で界救に入学してから鬼になるまでを外伝として読んでみたい。バッドエンドやがな。


■躍
躍、お前がナンバーワンだ。
はいはい最愛キャラですよ、胸キュンキャラですよ。
だって、格好良いだろさ、あれは。
宗陸センセも言ってたけど佐伯踊は男だよ。
つか、槍持ってる男はみんなカッコ良いのかよ!なんだよ!ランサー!
とにかく、おいしいところはほとんど全部持っていってます。おいしいところ泥棒。
左目をつぶっているのはどこのガッツ(C)ベルセルク だと思っていましたが、あれは親父殿の右目となんか関係があるのでしょうか。
結局、彼が他人をフルネームで呼ぶ理由も分からなかったなぁ。
最初は鬼の真実を知ってる者・おにころしのメンバーにだけ「大将」「旦那」「お嬢さん」と呼び方が変わるのかと思っていたけど、くぐりは最後までフルネーム呼びだったので違うようだし。
あと、期待通りに鬼化けしてくれた親父殿ですが、躍が宗陸先生の拳銃を持っていた事に目が釘付け。
やっぱ、宗陸先生も鬼化けしてしまい、躍が焼いたって事なのでしょうか。わーお。


■将明
刹のお兄さん。リーダー的存在。文武両道、美丈夫。
…なんだけど、周りにいたら面倒臭そうな人だと思った 笑
一見完璧なんだけど、やはりそこは一人の人間。
弟が知っている、また弟すら知らない「負の部分」があるのは当たり前。
明日香さんの極秘研究の描写があった時に、ぜってー兄貴、鬼で再登場じゃねーかと
思いましたし、そういうネタフリもたくさんあったので分かり切っている事だったのですが
それが明確にされたのがやはり予告だったので、ちょっと泣いといた。
序盤では「今日の兄貴」と題したためになるお言葉をくれるのですが、それをしっかり覚えている刹の方が凄いと思ったよ 笑
老けてるよね。


他だと田中先生と長嶺先生の話も印象的。
田中先生が刺身ばかり食べだしたり急にキレたりと、鬼化けの症状が徐々にでてきて
このジワジワ感がたまらなかった。
長嶺先生が食われる描写はなかったけれど、あのカーディガンだけで十分ですよ。
何が哀しさを煽るって、あの宗陸先生が多少の狼狽を見せたことですね。
つか、なんで踊は宗陸先生の拳銃持ってたんだよ~(しつこい)

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