■雷子

武将の半分が女性化された三国志ものAVG+SLG。
もれなくブルーな気分にさせてくれるエピローグを3度迎えてからの
最終章「雷」編は激熱&爽快。
■鏡界の白雪 

エロ要素もグロさもない王道なカウンセリングゲー。
ムチムチした絵柄が乙女ゲームにしては独特だけれど結構好きだった。
個人的には壊音ルートが一押し。
柘榴とアイスが食べたくなる作品。
■蝶の毒 華の鎖~幻想夜話~

男性向け女性向け関係なくFDは億劫でなかなか手が伸びないのだけれど
本編でお気に入りだった真島BAD「上海愛玩人形」のアフターを読めただけでも
プレイした価値はあった。
ハッピーでもバッドでも悩み苦しみ続ける男、それが真島。
■断罪のマリア Complete Edition

無印が11年ぐらい前なんだけれど、その時代の乙女ゲームにしては攻めていた内容。
世界設定やカットイン詠唱&ドイツ語で厨二要素も高く
ポルトギーザーのドイツ語もさすがのカッキーでテンションが上がった。
ほぼ共通シナリオなので周回プレイがきつい。クラウスルートがお気に入り。
■絶対迷宮グリム 七つの鍵と楽園の乙女

シナリオ金太郎、タイム制限選択肢、攻略人数多し。
発狂しそうになったけれど、シナリオは断マリよりもまとまっていた印象。
んが、作中のあちらこちらでキャラソンが流れるのが
邪魔過ぎてテキストが頭に入って来なかった。
■D.C. Girl's Symphony Pocket

少女漫画のようなベタな展開ばかりでシナリオとしては薄いのだけれど
共通・個別とテンポが良いので、結果上手くまとまっていたし
予想以上に楽しく萌えもあった。
今年プレイした乙女ゲームの中では1番好きかな。
メインヒーローの稜平が世のメインヒーロー見習えよってなぐらいの格好良さで
他ルートでも優しさや男前っぷりを披露してくれて素晴らしかった。
■ 遙かなる時空の中で2

幼女以外は神子だと認めてくれず冷たくあしらわれ
仲が悪くギスギスしている八葉。
…となかなか劣悪な環境でスタートするのだけれど、
崇め奉られるヒロインが苦手な私にはそれが逆に面白かった。
■アマツツミ

ヒロイン脱落方式。
メインのほたるルートはめちゃくちゃ良く出来てて
シナリオ重視派の方に安心してオススメできる。
んが、他ヒロインルートがただのイチャラブFDのようで中身がスカスカなので
余程そのヒロインを気に入ってないと辛いと思う。私はフルコンしてません。
■ユア・メモリーズオフ ~Girl's style~

姉妹の愛憎劇、NTR要素、そんな事しか印象に残ってない乙女ゲー。
萌えもトキメキも何にもなかったけれどいろんな意味で面白かった。
■おねだりシェアメイト

シナリオとエロさと主人公の頭がスッカスカなのだけれど
シェアメイトするキャラ2人をユーザーが選べるお手軽さ。
あとワンコなCV大石けいぞうが可愛いよ。
■GARNET CRADLE

メインシナリオはあんまり興味が湧かなったけれど
恋愛描写がとても丁寧で個別はどの攻略キャラも楽しめた。
話が動き出すまでのスタートダッシュがこれでもかってぐらい遅いので
序盤は忍耐力が必要。
いかに主人公の美紅さんが美人で頭が良くて家柄も良くて
人気があって完璧なのかを叩き込まれる苦痛プロローグを抜けた先に
恋に落ちて劇的に可愛くなっている美紅さんが拝めます。
■Erewhon

伝記物や村の因習、伝説、風習が好きならハズレなし。
ドシリアスなシナリオに反してみさくら語が飛び交う
エロシーンがギャグにしか見えないのが大きなマイナス。なんとかしてよ。
■雷子 紺碧の章

2020年プレイしたゲームの中でぶっちぎりの第一位。
2周したし面白すぎて感想書けなかったぐらい 笑
「雷子」の続編なのだけれどシナリオが前作よりも抜群に良くなってるし
最初から最後までテーマである「復讐」を貫き通していて一切ブレもなかった。
W主人公である伍子胥と孫武はもちろん他キャラクターも魅力的で
そんな魅力的なキャラクターが次々と退場したり闇落ちしたりと息をつく間もなかった。
これはさすがにフィクションだろと思った残酷すぎるエピソードの数々が
もれなく史実の出来事だったのには本気で驚いたよ。
中国史がエグすぎて軽くヒいたけれど史実とフィクションを上手く絡み合わせていて
シナリオは本当にお見事でした。
惜しむべきは全4作なのだけれど、3作目以降は開発が止まっているようで
マジでクラウドファンディングして欲しいと思っている。続きが読みたーーーーい。
■宵夜森ノ姫

8人と多い攻略人数なうえに共通部分までもが多すぎるのでフルコンプが超大変。
しかもそこそこ長いエンディングがスキップ出来ない罠も付いてくる。
フルコンに拘らなければクラウス・隠し・お気に入りキャラだけやればいいと思う。
禍宵化のビジュアルが全力で笑わせにきよる。
■鬼と花妻~花盗人は、躑躅か椿か~

ミドルプライスなりのコンパクトな量でプレイ時間も長すぎず短すぎず。
「十子…」の一言に集約されたサイダー&マーガリン両声優さんの演技が絶妙なので
ぜひデフォルト名でプレイして欲しいところ。
真朱はぐうの音も出ないほど格好良いのだけれど青臣の方が好きだった。